京本大我と私とミュージカル。
と聞けば、彼と歌とを結び付ける方が多いのでは無いだろうか。
今回は、タイトルの通り。
京本大我が私に与えてくれた夢について話そうと思う。
私とミュージカル。
まずは私とミュージカルについて。
私が初めてミュージカルに出逢ったのは2歳の頃。
今でも覚えているあの胸の昂り。
それが忘れられず、母にあれをもう一度見たいと強請り、幸い大阪で上演されていた劇団四季の「ウィキッド」を観劇した。
そこからだった。
私がミュージカルそのものを愛する様になったのは。
そこからは毎年毎年、年に1回大阪四季劇場まで足を運び、母と2人(時には姉と3人)色々な演目を観劇した。
- サウンド・オブ・ミュージック
- ライオンキング
- 夢から醒めた夢
- ウィキッド
- コーラスライン(これは和歌山)
どの演目も、深く私の心に残っている。
しかし、父母の別居を気にパタリと観に行く事は無くなった。
私と京本大我。
父母が別居して1年経った頃だった。
2019/3/30
映画「少年たち」で彼と出逢う。
ジャニ系映画の中でも"ヤバい"として有名なこの作品を何故私が観に行く事になったかって??
当時割としっかり私もジャニヲタをしていたからだ。
2018年デビューのKing&Princeに夢中になっていた。
あとは、Jr.チャンネルを見始めたのもこの頃だったと記憶している。
3/29放送だったミュージックステーションに出演していたSnow Man・SixTONESを見てパフォーマンスの質の高さに驚いたのもこの映画を見る理由だったりする。
「少年たち」と言う作品自体は知っていながらも、内容は全く知らなかった為ワクワクしながら映画館へと向かった。
スクリーンに映し出されるのは、確かに前日テレビで見た彼らだった。しかし、「夢、恋、桜」と順に出てくる少しチープな雰囲気のフォントに思わず笑いを堪えたのもある意味衝撃だった。
そんなおかしな雰囲気の中、ある1人の男の子に目が止まる。
黒髪、透き通る様な白い肌。
そして、彼の努力の賜物である高音。
なんだコイツは
と。
正直言うと、ジャニーズに歌のクオリティなんて求めてこなかった私。
そんな、そんな考えの私を圧倒的歌唱力で殴ってくる彼。
そう、彼こそが
"京本大我"
だったのだ。
京本大我と私。
そこからはもう沼。
私の今までのジャニーズを見る目をガラッと変えた彼に心を奪われた。(否、現在の担当は松村北斗くんなのだが。)
そして、ある事実を知る。
「彼はミュージカルに何度も出演している、舞台役者でもある」
と言う事を。
中でも衝撃だったのはやはり、「エリザベート」では無いだろうか。
調べて行くうちに、エリザベートは"本物"しか立てない舞台(どんな演目でもそうだが、エリザベートは特に)である事を知り鳥肌が立った。
そんなすごい役者がSixTONESに居るんだ。
それだけで無敵感が強くって。
こいつすげぇ、と。笑
肝心なのはここから。
『ミュージカルに関わる京本大我の居るグループを好きになったのには、何か意味があるんじゃないか。』
そんな気持ちが、彼のミュージカルへの想いを知るにつれて膨らんで行った。
現に、離婚した母との思い出があり、近寄りがたかったミュージカルの世界へともう一度足を踏み込んでみた。
やっぱり、私にはこれだった。
初めて触れたエンターテインメントがこれなんだから。
やっぱり最後に戻って来るのもこれなんだ。
本当にやりたい事だって、11年前。2歳の私が志した「舞台俳優」からコンマ1ミリだってズレていなかった。
それに気付かせてくれた彼には、きっと一生頭が上がらない。
最後に。
京本大我と言う1人の演者に出逢っていなかったら、きっと今も自分の本当に好きな物・やりたい事は分からないままだったと思う。
そして、好きな事・やりたい事を続ける難しさや恐怖心。それら全てを乗り越えた訳では無い、何処かに心の闇が垣間見える彼だから儚く美しいのだとも感じた。
駄文と呼ぶにも相応しく無い程読み応えの無いただ言葉を並べただけの様なブログをここまで読んでくださった方。
本当にありがとうございます。
また新しく何かを書く事もあると思うのでまた読みに来てください(◜ᴗ◝ )